「原型はひろしです。ガレージキットです」

「アトリエ彩は地雷なフィギュアを排出する微妙メーカーです!」

「それをアクションフィギュア界最凶の泥人形Q-joyが笑ってあげます! あっはっは! ……はっ、は。は?」

「…………」

「誤解でしたっ! た〜ま〜ら〜ん!」

アトリエ彩が化けた。不況の影響か、良貨を求めて切磋し、みごとに琢磨した作品がこの半年ほどあきらかに増えてきており、イマイチだったメーカーが次々と佳作を送り出す、嬉しい状況が続いている。この作品で惜しいのは、塗りの精度くらいしかない。

微妙といえば、原型のひろし氏はイベントレポでの作品を見るにきちんとした造型のできる人なのに、商業ベースではどういうわけか巡り合わせが悪く、知らない一部の人から微妙な原型師とのレッテルを貼られていた。答えはこの通り、罪は原型を活かせないメーカー側にあった。

正しい原型を正しく塗装できたらどうなるかは、いうまでもない。

静かに存在感のある、エセルドレーダが誕生した。現時点でPVC物の決定版といっても差し支えないだろう。

今後他社から出る可能性は低いので、ファンはさっさと買い。ファンでなくともゴスロリ好きは買ってまったく損はしない。

肌が色白なのもポイントが高い。

エセルドレーダの決定版的な完成品フィギュアは、これまでは2005年夏にまで遡ってしまっていた。しかも破損の恐ろしいコールドキャストで、台座の重心がやたら上にありバランスも悪かった。これでようやく、アル・アジフやアナザーブラッドと安心して並べられるエセルドレーダが登場したといえるだろう。

つや消し塗料による表情のタンボ印刷は、ゲームの雰囲気を損なわない。

美人だ。元はイベントでのキットだったので、ガレージキットよろしく原型師のこだわった解釈がふんだんに織り込まれている。

ガレキと今回のPVC版との差違は、目立つ部分で左腕の動き。元は両腕とも下げていた。片腕をあげて空間を埋め、アクセントが生まれた。

ここだけ見ればメイドなやつ。

後頭部

2重輪リボン

後ろ髪

引かれ隊

首周りのセーラーっぽい部位は教会的なデザイン。

細部の塗りは粗いけど、全体の雰囲気はいいよ。

胸はこの通りね。ないよね。

背中

ワキの窪みに萌えよ。

腕


右手

おなかのほうまでひらひら。それにしてもスレンダーだ。


腰の部分ですこし広がる。


ワンピース下部の前にはおおきなスリット構造。


スカート部

ゴシックなリボン。

足


靴


下は無難に白い。

ゲームはどうだったっけ。

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ウム!
